ごあいさつ (令和7年度)

   全国特別支援教育推進連盟 理事長 岩井 雄一       

   全国特別支援教育推進連盟のホームページにアクセスいただきありがとうございます。

   日頃より私ども全国特別支援教育推進連盟及び加盟団体の活動に対しましてご支援を賜り感謝申し上げます。

   令和7年度を迎え、今年度も新たに多くの関係の皆様とともに特別支援教育の振興に努めていく存でございます。ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

  さて、昨年度の取組では、令和7年度予算に関する要望事項を取りまとめ、文部科学省、こども家庭庁、厚生労働省に提出しました。文部科学省、こども家庭庁では担当課の方々に、加盟団体の代表が直接要望を伝える機会を作っていただきました。

  また、12月6日には、推進連盟にとって最も大きなイベントとなる令和6年度第46回全国特別支援教育振興協議会を国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、文部科学省、国立特別支援教育総合研究所との3者の主催で、多くの皆様のご協力により盛大に 開催することができました。今回の振興協議会には199名の皆様のご参加をいただきました。当日の行政説明やシンポジウム等に関しても好評をいただいたところです。当日の報告書は本ホームページに掲載しておりますのでご覧になってください。

  令和7年度予算は、令和6年末の大臣折衝等を経て、閣議決定がなされたところです。 今年の大臣折衝では教員の処遇に関する内容が主に協議され、話題になっておりますが事業関係予算については概算要求通り獲得できたと聞いております。文部科学省をはじめとした関係の皆様には感謝申し上げます。

  12月25日には、中央教育審議会に対して、「初等中等教育における教育課程の 基準等の在り方について」諮問が出されました。いよいよ次期学習指導要領についての具体的な審議が始まります。

  このような教育全体の在り方の検討と併せ、多様な子供たちが共存する共生社会、インクルーシブ教育システムをどのように構築していくかということについて検討を進めていきたいと考えます。

  今年度も加盟団体や関係の皆様とともに我が国における特別支援教育の振興とインクルーシブ教育システムの構築を目指して様々な活動に取り組んでいきたいと考えております。

  皆様におかれましては、引き続きご支援ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。